お正月の神棚の飾り方では注連縄が必要で、代用で大根じめやごぼうじめを用いたり、さかき、酒、鏡餅などのお供え物を用意します。神棚は方位や場所、スペースも考慮して飾っていきたいですね。
お正月の神棚飾り方を知りたいという人も多いようです。 どんなに生活習慣が欧米化しても決してなくならないのがお正月です。つい1週間ほど前まではクリスマスで盛り上がり、欧米ムード1色だったにも関わらず、たちまち和風の雰囲気に塗り替えられることになります。そんな変わり身の早さを揶揄する声もあるものの、やはりお正月はわたしたちが日本人であること、忘れてはいけない週間があることを教えてくれる重要な時期と言えるでしょう。 そのお正月、餅や凧揚げやお年玉だけの行事ではもちろんありません。年のはじめに1年間家族が無事息災に送ることができるよう、家の神さまである歳神さまを迎えいれるものです。門松はその目印であり、注連縄は神様を迎え入れることができる清浄な空間であることを示すためのものでした。 神棚もまた、清浄で神さまを迎え入れる場所であることを示すために重要な意味を持つものです。 かつて、日本ではどの家庭でも神棚がありました。お正月だけでなく、毎日毎日お供え物をして、家族の無事息災、繁栄を祈っていたものです。現在でもその伝統をしっかりと守っている家はたくさんあります。 残念ながら神棚を常置する習慣は廃れつつありますが、お正月の時くらいは神棚を設置して神さまを迎え入れようという考えは残っているのです。 しかし、肝心のお正月の神棚飾り方を知らない人も多いようです。核家族化が進んだこともあり、習慣や知識の断絶が進んでしまったことも原因にあるでしょう。いざやろうにもお正月の神棚飾り方が分からなくてできないというケースも増えています。 お正月の神棚飾り方でまず重要なのは場所です。もっとも清浄な空間に作るのはもちろんですが、その場所はどのあたりがいいのでしょうか。 かつては部屋の上部に棚を設けたり、吊って設置していました。しかし現在の洋風建築では難しいでしょう。その場合、台の上に置くなどして対処します。 それから静かな場所であることも重要です。絶え間なく人が行き来し、ガヤガヤしたような場所は神さまを向かえる場所として相応しくありません。暗い場所も同様です。 そして方角。一般的に神棚から見て南向き、つまり北側か、東向き、つまり西側に設置します。つまり日の光が当たる向きということです。 お正月の神棚の飾り方では注連縄が必要になりますが、その代わりに大根じめやごぼうじめの方が現在では一般的になっています。それからさかき、酒、鏡餅などのお供え物を用意します。これらを置くことができるスペースも必要です。それから灯明。 お供え物では鏡餅がもっとも重要です。長寿と夫婦円満を願う「裏白」、家系が絶えないことを願う「ゆずり葉」、喜びを願う「昆布」、代々栄えることを願う「橙」など、必要な飾りはできるだけ用意したいものです。 このように、お正月の神棚飾り方は最低限のルールを守ることが重要です。あとは心を込めてお供えをし、願い事をすることでしょう。
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